私たち大久寺

その昔、北条氏のあとを治めた小田原城主、大久保忠世(おおくぼただよ)公が自身の菩提寺として建立したお寺です。
時代が移った現代でも歴史に囲まれ、地域の方々に親しまれ、多くの方々とご縁をいただいております。

ご挨拶

かつては「お殿様のお寺」、今は「みんなのお寺」

お寺はお坊さんのモノではありません。お檀家さんや地域の皆さん、関わる全ての方々の共有財産です。400年以上守られてきたこのお寺という財産を住職が預り、将来に亘って誰もが安心して頼れる場でありたいと日々精進しています。
「困ったら大久寺に聞いてみよう」、そう思われるお寺であるべく、時代に沿った寺の在り方を心掛けています。社会は多様性の時代。宗教観も人それぞれ。しかし共通するのは、目に見えない神仏や見えなくなってしまった人を大切に想う心。その温かい心だけは変わらず大事にしていきたいと思います。

お坊さんに話を聞いてみたい、話を聞いてほしい

●お墓のこと ●かかる費用の事 ●これからのこと

お寺の日常をお知らせしています

よくいただくご質問

自分の家の宗派が
わからないけど大丈夫?

大久寺は日蓮宗という鎌倉時代より続く伝統仏教に属します。お施主様の宗派は問いませんが、儀礼は日蓮宗の古儀に則り執り行います。神仏に手を合わせ、亡きご家族を想う心を大切にして頂ければ問題ございません。

お寺を移すってできるんですか?

ご相談を受ける皆様揃って驚かれますが、それほど難しいことではありません。実際にお墓を他の菩提寺から大久寺へ移される方が近年増えています。
どなたも心配されるのは金銭面の負担です。どうしてもかかる費用、必要のない費用、全てご説明します。ネット上の情報を鵜呑みにせず、お気軽にご相談下さいませ。

やっぱり法事は
行った方がいいですか?

法事は亡きご家族の菩提(幸せ)を願い、遺された方々が命に感謝する場です。
「法事でなくても故人を偲べる」と考える方もいるかもしれませんが、想いは形をなします。形には想いが乗ります。核家族化が進んだ現代、法事を名目に家族親族が集う場は決して面倒なだけの場ではないのかと思います。もちろんお1人で心静かに祈る法事も佳いものです。

檀家に入ると、お寺のお手伝いとかもしないといけませんか?

一般的に「檀家」と聞くと、「お掃除などの奉仕作業があるのか?」「行事には必ず出なければいけなのか?」「寄付の強制はあるのか?」といったことを不安に思う方が多いです。大久寺では個別にお墓を建てられている方を「檀家」としていますが、お願いしているのは護持会費の納入のみです。
基本的にお墓の草取りはお寺で綺麗にしています。
年中行事へのご参列は希望者のみです。修繕等に対する寄付の「お願い」はあるかもしれませんが、「強制」は絶対に致しません。護持会費についても、世代毎の経済事情によりその額はご相談に応じています。ただし、いざという時に葬儀や法事等の仏事の際は責任を持って勤め、先祖の菩提を弔い、過去帳に記載して永代に亘り故人の生きた証を伝えていくのが菩提寺と檀家の関係です。より平たく言えば、檀家とは「お寺の後援会・ファンクラブ・サポーター」のようなものです。
かつては「自分達の寺は自分達で守っていく」という檀家の意志がありました。しかし、今はそのような時代ではありません。
これからはお寺が檀家に恩返しをする時代です。何でも気兼ねなく相談できる関係を心掛けています。

大久寺はこんなお寺です

お寺では珍しく、平らな土地にございますので、階段がありません。
ですから、ご年配の方でも安心してご利用いただけます。
お気軽に、ご相談しやすい環境づくりを心がけています。
小田原を治めたお殿様が祀られているお寺です。

ページトップ