供養

「供養」とは「亡き人と共に生きること」、大切な故人を想う気持ちは法事や葬儀で形に表れます。

法事

四十九日忌・一周忌・三回忌・七回忌・十三回忌・十七回忌…といった年回忌のことを法事と云います。
大切な家族が亡くなられた後も、そのお陰を感じながら共に生きるのが人間です。読経・回向によって故人へ感謝を捧げるとともに、遺されたご家族の安穏を願う気持ちが法事となります。

 

お1人でも大人数でも

かつて法事は親戚一同が集まる盛大な行事でした。しかし昨今は核家族化・転勤・移住等により、身内が揃って気軽に集まることのできない環境が多くなっています。
法事の意義に参列者の数は関係ありません。お一人や少人数で静かに営むも佳き、法事を名目に普段会えない方々をたくさん招き、近況報告を兼ねて賑やかに営むも佳きです。

法事のお布施の考え方

お布施の金額でお経の内容や対応が変わるということはありません。お布施=お経料(お経に対する対価)と考える方もいますが、お経に値段は付けられません。お布施の額に関わらず同じようにお勤めし、お寺の維持の為に大切にお預かり致します。
ただし、やはり額をご質問される方も多くいらっしゃいますので、当寺では3万円~10万円の範囲でお納めいただくことが多いですとお伝えしております。あくまでも個々の想いや経済事情に応じてご無理のない範囲でお納め下さい。

 

卒塔婆

卒塔婆(そとうば)は、法事等の節目を勤めたことの証としてお墓に建てるものです。または供養の気持ちを捧げる故人へのお手紙としても考えられています。1本3,000円

供花、供物

供花(きょうか)や供物(くもつ)の用意もお寺で承ることが可能です。お気軽にご相談ください。
 

葬儀

葬儀は大切な故人と今生の別れを告げる旅立ちの時、人として最も重要な節目の儀であります。葬儀会館にて、大久寺本堂にて、ご自宅にて、規模を問わずお勤め致します。
人のご不幸に慣れている方は1人もいません。万が一の際、またはいざという時の為に、お気軽にご相談下さい。葬儀社もご紹介いたします。(仲介料等は一切ございません)

葬儀のお布施の考え方

法事と同様、葬儀でもお布施に金額で何かが大きく変わるということはありません。故人に対しての想いやご家庭の経済事情に応じて、ご無理のない範囲でお納め頂いております。
葬儀の際、基本的にどなたにも法号(お戒名)をお授け致します。別途「戒名料」等はお納めいただいておりません。詳細はご相談時に丁寧に説明させて頂きます。

まずはお気軽にご相談ください

0465-24-0830

9:00-17:00
まずはお電話ください。
お急ぎの方は時間外でも大丈夫です。
ご用件・ご質問などをお伝えください。このままお電話で回答、またはご相談にお越しいただける日時などを決めましょう。
ご相談にお越しいただき、ご説明をいたします。

年中行事

盂蘭盆施餓鬼会(うらぼんせがきえ)

全てのご先祖様及び無縁の精霊に手を合わせる日で、毎年7月16日に執り行っています。(上の写真がその様子です)
※盂蘭盆と施餓鬼は本来別々の行事ですが、大久寺では永らく併せて奉行しております。

御会式(おえしき)
宗祖日蓮聖人の遺徳を偲び、永くお寺が続いているご縁に感謝する日で、毎年11月頃の日曜日に行っています。
読経会(どっきょうかい)
毎月第二木曜日の14時から、お経を読んで法話を聞き、茶話会を開いています。
どなた様もご参加できますので、お気軽にお問合せ下さい。
※不定期で日程の中止や変更がある場合がございます。

大久寺はこんなお寺です

お寺では珍しく、平らな土地にございますので、階段がありません。
ですから、ご年配の方でも安心してご利用いただけます。
親戚一同が集まる盛大な行事でも、お1人でも。故人を偲ぶ場を設けることに価値の差はないという考えです。
小田原を治めたお殿様が祀られているお寺です。

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